こんにちは。ヒトノワ編集部の平澤です。
前回の記事で「身だしなみの基本」というテーマを書きましたが、まだまだ身だしなみについては細かいところもあることを思い出しまして…(汗)
そこで、今回から各部位に分けて書いていきたいと思います。
今回のテーマはネクタイです!
「え?なんでもええんちゃうの?」って思ったそこの君。僕も昔はそう思ってました。
知れば知るほど奥が深い、ネクタイについてお届けします。
ネクタイの重要性
そもそも、なぜネクタイが重要なのか?
初めて会った時ってまずはその人の顔を見ますよね? そして顔の一番近くにあるアイテムがネクタイだからです。ネクタイの素材や色、結び方によって印象付けられてしまうことも多いです。僕は営業職なのでそれなりに気をつけたり、意図的に変えたりしています。
前回も言いましたが「相手にどういった印象を持ってもらいたいか」で色々と変えていきましょう。
素材
結論からいくとシルクが一番です。
ブランド物のネクタイはほとんどがシルク製ですし、安価なものでもシルク製なら高級感が出ます。ただ、シルクってランクがあるらしいので、見る人が見ると一発で安物かわかっちゃうらしいんですけどね(汗)
シルクのネクタイをしていると「ネクタイにお金をかけている」=「服装に気を使っている」=「仕事も気を使ってやれる人」という印象を与えられる、かもしれません。
ただ、シルクって柔らかくて結ぶのにコツがいるので、初めは硬めの素材を使い結ぶのに慣れてきたらシルクに変えるのもいいかもしれませんね。
色
ここは僕が一番気を使っている項目です。
先に述べましたが、顔の付近にあるアイテムなので、色のインパクトは大きいし、カラーコーディネートという資格があるくらい、色が相手に与える印象が絶大です。
赤系 | 「情熱」をイメージするので、ここぞというプレゼンなどに使う。 |
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青系 | 「誠実」をイメージするので、クレーム対応や謝罪、誠実さを伝えたいときに使う。 |
黄色系 | 「元気」をイメージするので、元気な印象を与えたいときに使う。 |
グレー系 | 「シック」をイメージするので、大人っぽさを演出したいときや警戒心を和らぎ穏やかな印象を与えたいときに使う。 |
白 | 結婚式に。ただ、最近は年配者しかしないというイメージがあるという噂も? |
黒 | お葬式に。光沢があるものはNGだそうです。お葬式以外に使うと、ちょっとアレです(汗) |
これを効率的に使っているのが米国の某大統領です。基本的に赤しか使わず情熱的な演説をしますが、謝罪や弁明の時には青系をつけてますよね。さすが元トップ経営者です。賛否両論あれど、見習うべきところですね。
それからネクタイに合わせるシャツですが、ネクタイの色とかけ離れてると変です。
僕の場合、青系のネクタイをするときは青系のシャツ、赤系のネクタイをするときはピンクにしています。白シャツならどっちにも合わせられるので有能ですね。
柄
柄にもイメージがあります。軽く種類について触れておくと以下のようになります。
ストライプ | 「爽やか」をイメージ。柄の幅が広くなるほとカジュアルになります。 |
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チェック | 「知的」をイメージ。 |
ドット | 「落ち着き」をイメージ。ドットが大きいほど明るく、小さいほど落ち着いた印象に。 |
ソリッド(無地) | 「誠実」をイメージ。 |
あとは海外ブランドなどに多い「小紋(こもん)」というものもありますが、これはかなり上級者向けなのでやめておきましょう(笑)
結び方
結び方にも複数あり、TPOに合わせて変えられるとツウな感じがしますね。以下の10種類があるようで、平澤はウインザーノットしか知りませんでした(汗)
初心者には
- プレーンノット
- ウインザーノット
- セミウィンザーノット
- ダブルノット
- エルドリッジノット
- トリニティノット
- クロスノット
- スモールノット
- ブラインドフォールドノット
- ノンノット
結び方のポイントとしては結び目が大きい方が安心感を与えられていいと言われています。また、ネクタイの結び目にくぼみ(「ディンプル」と言います)を作っているとよいでしょう。上級者は2つディンプルを作るらしいのですが、平澤は1つしか作れません(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?ネクタイのポイントとしては以下になります。
- 素材はシルク
- 色は赤と青と黄色の3つを用意してTPOに合わせて変える
- 結び方に慣れてない人はプレーンノットかダブルノットがオススメ
少しでも参考になれば幸いです! また次回、お会いしましょう!
この記事を書いた人
平澤 一馬(ひらさわ かずま)
東京都世田谷区出身
保険業界7年目
20代前半に声優・舞台俳優をめざし養成所や小劇団に所属していた。芝居を辞めた後、様々な人とのご縁があり、人としての在り方や経営学について勉強させてもらう。
その時の経験を活かして「どうやったらわかりやすく伝わるのか」をモットーに営業しております。日々勉強。