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新社会人が覚えておきたい電話応対(携帯電話編)

こんにちは。ヒトノワ編集部の平澤です。

今回のテーマは電話応対です!
昨今では自宅に固定電話がなく一家に1台以上あると言われている携帯電話ですので、前回の固定電話編に引き続き、携帯電話でのポイントをお届けしたいと思います。

携帯電話を使う際、気を付けるポイント

基本的に注意すべき点は前回の固定電話編と同様ですが、携帯電話特有のポイントとして電話を受ける(かける)場所に配慮するという点があります。

電車内はマナー違反

電車内はマナー的にNGです。かけるのは論外ですが、もし出る場合は「申し訳ありません、今電車の中なので降りたら折り返します」と言ってすぐに切りましょう。

筆者は電車の中で電話取ったら「電車の中なんだから切れ!」と怒鳴られたことがあります。怖い世の中ですからね、何されるかわかりません。できる限りの防御策は取りましょう。

運転中は道交法違反

車の運転中に携帯電話を操作するのは道交法違反にあたりますので絶対に止めましょう。今は「ながら運転」が厳罰化されており、携帯電話の使用により事故を起こした場合は免許停止処分となります。車運転中に携帯が鳴ったら路肩に停めて対応しましょう。

騒音があるところや、電波状態の悪いところは避けよう

駅のホームや高速、環状線などの大きい道路の近くは周りの雑音が入りやすいのであまりオススメできません。都心のビル風が凄い所なんかも配慮しましょう。 地下を移動中だと通話が切れることもあるので注意が必要です。

落ち着いて応対できるところで

メモなどが取れない状況で電話をするのも相手に迷惑をかける可能性があるので、携帯電話と言っても落ち着いて電話応対ができる場所を探してかけるのが望ましいですね。

電話を受ける時

まずは電話を受ける場合からいきましょう。

自分「■■工業、佐藤です」
相手「お世話になっております。●●商事の鈴木です」

固定電話同様、自分の名乗り→相手の名乗りが基本です。
携帯電話の場合、電話帳登録ができるので、電話に出る前から誰からかかってきたかわかるケースが多いと思いますが、知らない番号からかかってくる場合もあります。また、自分が名乗っても名乗ってくれないこともありますので、以下の様に対応するといいのではないでしょうか。

自分「(知らない番号だなぁ)■■工業、佐藤です。」
相手「あ、佐藤さんですか?」
相手「はい、佐藤でございます。失礼ですが、どちら様でしょうか?」

このように「失礼ですが」と前置きをして、名前など相手の情報を聞き出しましょう。この時はもちろん、本当に申し訳ない雰囲気のトーンで聞きましょうね(笑)

電話をかける時

逆に電話をかける時はどうなるでしょうか。

相手「お電話ありがとうございます! ●●商事です」
自分「お世話になっております。■■工業の佐藤です。ご担当の田中様はお手隙でしょうか」

客先が法人の場合はこんな感じになると思います。相手の名乗り→自分の名乗りと担当者への取次依頼という流れになると思います。

もし出た人が担当者だった場合は「失礼しました」と一言お詫びを添えるとスマートです。

相手が携帯電話の場合

先ほどの受ける時同様、相手が電話帳に登録してくれていればいいですが、必ずしもそうとは限りません。また、昨今特殊詐欺なども多く、個人の方の場合、特に怪しまれることが多いです。そうすると以下のようになるでしょう。

相手「はい、もしもし。(ちょっと怪訝な声)」
自分「お世話になっております。■■工業の佐藤です。田中様の携帯電話でよろしいでしょうか」

このように自分から相手の情報を話しましょう。そうすることで少しは怪しさが晴れるはずです(笑)

それでも「なんで知ってんの?」的な対応を取られたらちゃんと説明ができるように準備してから電話しましょうね。

電話をかける時は「自分の番号を相手は知らない」と考えてかけることが最大のポイントです!

ちなみによくある間違いで「よろしかったでしょうか」と使う人がいますが、間違いです。正しくは上記の様に「よろしいでしょうか」です。但し、過去の事実を確認する時には「よろしかったでしょうか」は使用可能ですので、使いどころを間違えないようにしましょう。

そして固定電話でも言いましたが必ず留守電を残してください。もし留守電機能が無い場合は、携帯同士ならSMSを活用するのもいいですね。

留守電を残すときの定型文としては以下のような感じにしましょう。

「お世話になっております。■■工業の佐藤です。田中様の携帯電話でよろしいでしょうか。明日の工事の件でご連絡いたしました。また改めます」

まとめ

いかがでしたでしょうか。まとめると以下の様になります。

  • 携帯電話で対応する時はマナーやルールを守って話しやすい環境を選ぶ
  • 電話を受ける時は自分から名乗り、かけた時は相手から名乗る
  • 知らない番号の場合は「失礼ですが」と前置きして、ちゃんと相手の名前を確認しておく
  • 電話がつながらない時は留守電を必ず残す
  • 相手が留守電機能のない携帯の場合、SMSを活用する

少しでも参考になれば幸いです! また次回、お会いしましょう!

この記事を書いた人

平澤 一馬

平澤 一馬(ひらさわ かずま)

東京都世田谷区出身
保険業界7年目
20代前半に声優・舞台俳優をめざし養成所や小劇団に所属していた。芝居を辞めた後、様々な人とのご縁があり、人としての在り方や経営学について勉強させてもらう。 その時の経験を活かして「どうやったらわかりやすく伝わるのか」をモットーに営業しております。日々勉強。


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