こんにちは。三善屋の山内です。
「グラフィックデザイナーになりたい！」「グラフィックデザイナーに興味がある！」と思っている方のために、グラフィックデザイナーの仕事内容を解説していきたいと思います。
この記事を読んでデザイナーになった方と将来一緒に仕事できたら、わたしゃ幸せだよ。
グラフィックデザイナーの仕事
グラフィックデザイナーはチラシ、名刺、カタログやポスターなどの主に紙媒体の印刷物をデザインします。
依頼主（クライアント）からデザイン制作をお願いされ、デザイン案の提出、印刷データの作成、印刷の手配が仕事の流れとなります。
ときにはブランディングや販売促進の企画も行います。
クライアントから「売れたよ！」「注文きたよ！」「良いデザインをありがとう！」と言われることが大きな喜びであり目標なのです。
グラフィックデザイナーに必要なスキル
実はグラフィックデザイナーになるのに資格はいりません。スキルと知識があれば誰でもなれます。必要なスキルを紹介していきましょう。
デザイン力
デザイナーですからデザイン力は必須です！お客さんに良いと思わせるデザインセンスを磨かなければいけません。
ほとんどの方は絵心がないとデザイナーになれないと思っていますが、実は練習と努力でデザインは格段に上手くなります。絵心あっても最初はみんな下手くそです。ですので安心してデザイナーを目指してください（笑）
プレゼンテーションスキル
お客さんにデザインの意図を説明したり企画内容を伝え納得させる能力。
プレゼン次第で仕事がとれるか、デザインが決定するかがかかっているので超重要なスキルです。人前で話すのって緊張しますよね。特にデザイナーさんは黙々と仕事するのが好きなので苦手な方が多いです。
印刷の知識
意外と覚えることが多い印刷の知識。印刷所とデザイナーの会話は知らない人が聞くと外国語だそうです。
紙のこと、インキのこと、印刷機のこと、納期のこと。
知識が増えれば提案力も身につきます。
ちなみにデザイナー側のミスで印刷に失敗すると、刷り直し費用を負担しなくてはなりません。正しい知識を身に付け、事故が起きない様に仕事をしましょう。
ソフトウェアを使う技術
グラフィックデザイナーが使う代表的なソフトウェアは3つです。
Adobe Illustrator
通称イラレ 。
イラストを書いたり、ペラモノといって1枚物のチラシやリーフレットを作成するのに使われるソフトウェアです。
Adobe Photoshop
画像編集ができるソフトウェアです。
トリミング、色補正、合成などの写真加工だけでなく、イラストやアニメも描けます。
Adobe InDesign
ページ物の印刷物を作成するための文字組版ソフトウェアです。
書籍や雑誌など、何十ページ何百ページもあるような印刷物の編集・管理に優れています。
デザイナーになるために、最低限この3つのソフトを使える様にならないといけません。
また原稿の受け渡しがWordやExcelのデータで来ることがほとんどです。こちらも覚える様にしましょう。
グラフィックデザイナーになるためには
さてグラフィックデザイナーになるにはどうやって勉強していけばいいのでしょうか。
学校に通う
お金と時間があればこれが手っ取り早いです。
グラフィックデザイナーは美大卒か専門卒が多い気がします。私も専門卒ですが、授業では絵ばかり描いていたので、ソフトの使い方は独学で学びました。自分に合ったカリキュラムをきちんと調べたほうが良いと思います。
友達ができるのはいいよね！
独学
参考書を読みあさったり、ネット検索やオンラインスクールで学びます。最近ではGoogle検索でほとんどの知識が手に入りますからね。わからないことは質問サイトを使うのも手です。実際、私もwebの知識は参考書とGoogle先生から学びました。デザイン力があってソフトさえ使えれば雇ってくれるデザイン会社は山ほどあるはず！？（大手企業に就職は難しいかもしれませんが…）
グラフィックデザイナーの就職先
グラフィックデザイナーの就職先を紹介しましょう。
広告代理店
響きだけでエリート感漂う広告代理店。
その名の通りお客さんの代わりに広告を企画立案し制作します。有名なのは電通や博報堂ですね。ここに入れたらイキっていいと思います。
出版社
主に書籍や雑誌の制作です。
ポスターやチラシの案件は少ないかもしれません。寝ないで働いているイメージが強い（完全に偏見です）
デザインのレベルは高い傾向にあります。
デザイン事務所
個人でやってる場合もあるデザイン事務所。
大手の下請けだったり、直クライアントだったり様々です。アットホームなイメージ。
デザインのレベルも様々です。
印刷会社
印刷会社の制作部です。
印刷部門が別にあるので印刷の知識が身についていいかもしれません。
作業服着てデザインしているイメージ（偏見です）
デザイン弱い会社はホント弱いです。
グラフィックデザイナーの年収
生涯の仕事にするなら収入は気になりますよね。グラフィックデザイナーの年収を調べてみました。
グラフィックデザイナーの仕事の平均年収は約398万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。 月給で換算すると33万円、初任給は21万円程度が相場のようで、派遣社員やアルバイト・パートでは平均時給がそれぞれ1,605円、1,002円となっています。
グラフィックデザイナーの仕事の平均年収は398万円！給料ナビで詳しく紹介｜求人ボックス
残念ながら平均年収は400万円に届かず。これは平均なので中央値は年収300万円超える程度かと思われます。ちょっと安め。
ただ大手企業やフリーランスなら年収1000万円超える場合もありますから、夢がないわけではないですね！ユニクロのロゴをデザインした佐藤可士和さんとか、無印のデザインをした原研哉さんはいくら稼いでるんでしょうかね。
まとめ
さてグラフィックデザイナーの仕事についてまとめますと、
・資格はいらない仕事
・デザイン力とソフトの使うスキルが必要
・年収は300万円〜400万円が平均
ということになります。
業界的には残業が多い傾向があるので、気持ちよく働ける環境が見つかるといいですね。
三善屋ではデザイナーになりたい方のご相談は随時受付中！相談したくなったらヒトノワのイベントに顔だしてみてくださいな。親身になって相談に乗っちゃいますよ。
それではまた。
この記事を書いた人
山内 裕介（やまうち ゆうすけ）
1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
ドラクエウォーク飽きてきました。
