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一生の役に立つ!お金についてを改めて考えるのにオススメの本

日々のお仕事お疲れ様です。コースケです。
今回は起業するにあたり是非とも覚えておいていただきたい知識の話。それは「お金」です。

なお起業をしようと思っている方のみに必要な知識ではなく、企業で働く方にも重要な知識です。お金というと企業でいえばやはり「経理」や「財務」。経理や管理の部署は決して最前線の部署ではないかもしれません。しかし経理の方々がいなければ会社はアッという間に潰れます。

簿記1級をとれるような知識があるに越したことはないですが、企業のお金の根本となる基礎となる簿記3級レベルの知識を持っておいて損はありません。

そして簿記3級レベルの知識ができると一気に面白くなるのがお金の世界。投資の世界への興味も出てきて、財務諸表を見て株式を買ってみようと考えるようになる人もいるでしょうし、税金や保険、はたまたファイナンシャルプランナーに興味が出てくる方もいらっしゃるでしょう。

お金についてを考える上で、私が勉強に使った本をご紹介いたします。

漫画 バビロン大富豪の教え

漫画 バビロン大富豪の教え

出典:文響社のサイト

原作 :ジョージ・S・クレイソン

漫画 :坂野旭

企画・脚本:大橋弘祐

出版社:文響社

発売日:2019/10/04

ぜひともオススメしたい本。お金に対する興味を持つために最適な本だと思います。しかも漫画です。もちろん文庫本もありますが、リクルートさんのコンテンツにもあった「大事なことは漫画が教えてくれた」よろしく、漫画世代にとって取っつきやすさはピカ一。

オリエンタルラジオの中田さんが紹介してたのは知りませんでしたが、この本は本当に素晴らしい。お金に対しての興味を持つのは最適な本だと思いますし、ここ最近子供に読ませようと思った本のナンバーワンです。

1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、そのシリーズをまとめていったのがこの本の元。ちなみに「The Richest Man In Babylon」という名前だそうです。

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語

出典:日本経済新聞出版のサイト

著者 :田中 靖浩

出版社:日本経済新聞出版

発売日:2018/09/27

なんとレオナルドダヴィンチの推薦本です。会計に関して苦手意識がある方に是非読んでいただきたい本。

出てくる方は世界の有名人。レオナルドダヴィンチをはじめ、レンブラント、フォード、ケネディ、エジソン、プレスリー、ビートルズなどなどが出てきますが、その話を読んでいると自然と会計の考え方が身につくというもの。

この本を読むまで著者の方を存じ上げておりませんでしたが、著者の方は「笑いが起こる会計講座」の講師として活躍している田中靖浩さん。公認会計士事務所の所長である上に、落語家や講談師の方とコラボイベントをされていらっしゃるとのこと。是非とも受けてみたいものです。

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第10版

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第10版

出典:TAC出版のサイト

著者 :滝澤 ななみ

出版社:TAC出版

発売日:2022/02/23

簿記3級を取ろうと思ったらこの本。

簿記書籍累計2000万部突破!とサイトでも記載されておりますが、正直これだけ読んでれば簿記3級は受かります。毎年刊行されているので、勉強しようとなった時に最新版を買えば問題ありません。

簿記3級を取る為に勉強するのであれば、ネット試験などの対応もあるので最新版をオススメしますが、基本を覚えるのであれば実際いつのものでも構いません。簿記3級を取ることが目的ではなく、企業の金の流れを覚えることの方が重要ですからね。

とはいえこの本に書かれている内容を把握すれば簿記3級レベルであるのは間違いないでしょう。

起業した際に最初の売上が少なく、税理士の方にお願いするお金ももったいないと思ったら必ず自分でやらなければならないのが帳簿付け。青色申告でネット提出だと65万円の控除が受けられますからね。

私は簿記2級まで勉強し、前職でも1年程度PCAを使っておりましたが、無料の弥生会計やfreee会計を使えば、簿記3級の知識で十分でしょう。最悪わからなければ、納税場所の青色申告会に登録すればなんとかなります。

ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

出典:ダイヤモンド社のサイト

著者 :朝倉 祐介

出版社:ダイヤモンド社

発売日:2018/07/12

お金のことをもうちょっと知りたくなったら読んで欲しい本。各企業の事例を紹介しつつ「PL脳はダメ」ということを伝えております。

著者の方の経歴は面白いもので、競馬騎手養成学校から競走馬の育成業務を経て東大法学部を卒業。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務。在学中に設立した会社をミクシィへ売却し社長兼CEOへという方。

内容的に各企業における深い事例を見たいという方にはオススメできませんが、お金に関して勉強してみよう!と思い立った頃に読むには良い本だろうと思います。

経理に携わりバリバリやっている人にもあまりオススメしませんが、「経営者ってこんな風に考えているんだ」と認識する為の本と思えば良いかもしれません。

さいごに

今回はお金に関わりのあるオススメ本4つを紹介しました。特におすすめなのが最初に紹介した「バビロン大富豪の教え」と、2番目に紹介した「会計の世界史」です。この2冊を読むとちょっと勉強してみようかと思える本ですので、その後自身の必要に応じて他の発展的な本を読んでいただくことをオススメいたします。

なお私は実務で1年少々経理業務をやりましたが、勉強をした直後に考えた「経費を少なくして利益を上げる」ことに注目し過ぎておりました。ただそれだけが正解ではないというのが今の考え方です。

最後に紹介した「ファイナンス思考」でも取り上げられております通り、目先の利益だけを考えると将来的に会社事業におけるベースの売上が下がってきてしまう可能性が上がります。

例えば、1億の売上があって経費に9900万かかっている状況と110万の売上があって経費は10万の状況はどちらがいいのか?

どちらも利益は100万です。金額の面だけで言えば同じですが、同じかと言えばそうではないですよね。状況によって変わってくるのでどちらが良いかは一概には言えないですが、その時の会社の状況で何に投資をしている上での100万の利益なのか?によって正解が導き出せてきます。

お金は仕事だけでなく生活の上でも重要なもの。さらに詳しいことを知りたくなったら、仕事の面なら信頼できる税理士さんに。生活面のことならファイナンシャルプランナーの方に相談してみるのが最善策でしょう。

この記事を書いた人

コースケ

コースケ

渋谷区在住。 やりたいことが多く様々なジャンルの仕事をしており、仕事内容を聞かれる度に答えに絶賛困り中。 今はWEBサイトの企画から運営全般を行ったり、全国にFC展開を行っている企業のお手伝いなどで生活してます。


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