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デリケートなモフモフ生命体☆猫との生活で準備したいもの

やまこです。
生後3ヶ月で引き取ったわが家の猫コタは致死率ほぼ100%のFIPを発症し、ただいま治療中です。

病気になった猫との生活が始まったことで、トイレなどの必需品以外にこれもあったほうがいいと思ったものを書き出しました。

血液検査もお願いしよう!健康診断

わが家の猫コタはペットショップから迎えました。
だから、まさかすぐに病気になるとは夢にも思わず、健康診断も安めに済んで大喜びしておりました。

健康診断からFIP治療を始めるまでの3ヶ月間に、計3つの動物病院のお世話になりましたが、ひとくちに健康診断といっても病院によって内容はさまざまです。
なるべく手頃な値段で済ませたいところではありますが、病気が進行した状態から治療をはじめた為に薬代が通常の2倍かかるようになった今となっては病気の早期発見・早期予防は猫と飼い主のお財布事情にとって超大事だと改めて思いました。

猫は具合が悪いことを隠したがる生き物らしいので、血液検査・エコー検査で1年に1回健康状態を確認するのがよいかと思います。

病院で清算可能なペット保険

ほとんどのペット保険はFIP対象外です。
保険を選ぶ時点で、まさかうちの猫に限ってそんな対象外の病気になるなんて誰も思わないですよね。
というか、そんな滅多に病院にお世話になるとすら思っていませんでした。

だからペット保険はどこでも一緒と、結局仕事上のお付き合いのある方の保険ですませちゃいました。

誤解しないでほしいのは、別に入った保険が悪いわけじゃありません。いたって普通。
ただ、動物は人間みたいに3割負担で済まないから診療代もバカになりません。だから保険会社と提携している動物病院で診療代を保険金で即清算してくれるペット保険ってすごく助かる。

後でもらうか先に清算するかの違いだけですが、申請するのが意外とめんどくさい……。
人間の生命保険なら担当者も親身になってくれるけれど、ペットのネット型保険だとそこらへんもいまひとつ。

保険は金額だけじゃなくて、必要になった時に助かる内容かどうかも合わせて選ばないとですね。

ペット用体温計

FIPの治療でお世話になっている病院で、毎日測るよう渡されました(※無料ではありません)。

コタの様子がおかしくて抱っこするとなんとなく熱っぽいなというのが数日続いた後、病院で40度越えの体温計を見た時は「はっ?40度?!」と思わず聞き返したほど。
体温計を持っていなかった時はコタの辛い状態をなんとなくで済ませてしまい、可哀想なことをしました。

病気によっては数日であっという間に進行してしまうので、体調管理に是非1ついかがですか?
今使っている体温計は、病院でも使われており、カバーをつけて測れるので衛生的です。
付属のカバーはなくなったら、ネットで追加購入できます。

台所用計量器&体重計

恥ずかしながら毎日のキャットフードは、ペットショップで「これぐらい」と見せられた量を参考に目分量であげていました。
今思うと、お店の人も「これぐらい」ってなんなんだか……。

FIPの治療で病院の先生からは、毎日のごはんの量を記録してくださいと指示があったことで初めて量ってあげるようになりました。
多すぎても肥満の元だけど、少なくても栄養失調の元。

あと体重計もあったほうがベスト。人間も猫も肥満はよくない。
FIPの治療を始めてからは、猫を抱っこして量っています。
だから見たくない自分の体重も強制的に知ることに……。
こちらの体重計は、量った体重・BMI値などをスマホにインストールしたアプリにBlueToothで転送・記録してくれるので便利ですよ。

万が一から守ってくれる猫用フェンス

わが家は居間と台所の間にドアがありません。
なので出入り自由な状態です。
コタと一緒に住み始めた頃、火が熱いのは近づけば分かるだろうと台所にも自由に出入りできるようにしていたのですが、ある日近づきすぎて髭を焦がしてしまいました。
猫を買いかぶってはいけません。

それと、台所で気をつけたいのが猫に食べさせられないものをうっかり床に落としっぱなしにしていること。特にみじん切りにした玉ねぎや長ネギ、ニンニクは気をつけたいもの。 FIPの治療だけでもいっぱいいっぱいなのに、このうえ他のことで体調不良が重なったら財布も精神的にもお手上げです。

とにかく台所は猫にとって危険なものがいっぱい。
値は張りますが、これで猫を守れるなら設置するしかないでしょう!

動けるぽっちゃりをめざせ!猫用おもちゃ

肥満はよくないけど、少々ぽっちゃりしてる猫はかわいいですよね。
理想は「三月のライオン」の川本家のニャーぐらい。
運動不足が病気につながりやすいデリケートな猫だから、毎日の運動はかかせません。
そろそろ飽きないのかなっていうくらい、わが家のコタが大好きなアイテムがこちら。


お気に入りの理由は謎ですが、数か月たってもこれをふるだけで飛び跳ねて追いかけます。
みどりのトンボも噛みやすいのか、毎回ガブガブするのでもう羽もちぎれてボロボロです。

大好物を見つけておこう!キャットフード

コタは具合が悪くなると一気に食べなくなりました。
そうなると「猫用コカイン」と呼ばれているちゅ〜るですら見向きもしなくなります。

コタを引き取った頃、ネットで猫の飼い方を調べていると「猫の大好きなキャットフードをみつけておこう」とあったのですが、まさに「こういう時の為か!」と納得できました。

さて、うちのコタが大好きなものですが、「茹でた鶏むね肉orささみ」と「ロイカナスーパームース」です。
これだけは、どんな時でも食べました。

鶏肉に関しては病院の先生からそれだけではヘルシー過ぎると言われたので、これしか受け付けなかった時はサプリを混ぜて出していました。

もうひとつのロイカナスーパームースは、本来生後4か月までの子猫と妊娠期の母猫用のものですが、コタはこれが大好き。常温でも食べますが、レンジでほんのり温めるとレバーのような臭いがして、これが堪らないのかもしれません。
とにかく食べさせるのに一苦労したので、いざという時のお守り代わりに常備しています。

さいごに

もうすぐ生後9か月ですっかり大きくなりましたが、その可愛さは子猫の時以上になっています。
インスタで見るよその猫も可愛いですが、じぶんちの猫は別格。
40代の大人ふたりがお見せ出来ないような猫なで声で、頬ずりする毎日です。

コタと一緒に暮らすまで、私にとってサザエさんのタマが猫の基準でした。
魚を食べて、病気もせず、長生きするもんだと思ってました。

しかし、FIPになったことで一変!!
猫は何かと気をかけてあげないとダメなデリケートな生き物なんだと。

そう考えると、猫と暮らすのに一番必要なのは、ずっと見守る気持ちとお金かもと思った2020年秋でした。

この記事を書いた人

やまこ

やまこ

ロードバイクは2017年11月にしまなみ海道を渡るために購入。
弱虫ペダルで好きなキャラは青八木君。
乗っているロードバイクはcanondale CAAD12。
ロードで走るなら、山より平坦が好き。


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