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コタのFIP(猫伝染性腹膜炎)闘病ブログ #6 MUTIAN投与完了後 魔の1週間

やまこです。

わが家の猫コタが致死率ほぼ100%のFIP(猫伝染性腹膜炎)をまさかの発症。
2020年9月1日からMUTIAN投与を始め、無事84日間の投与を完了しました。
今回は再発の可能性が一番高い「投与完了後 魔の1週間」の様子です。

MUTIAN投与完了前の遺伝子検査&AGP結果

MUTIAN投与70日目の血液で行ったFIP判定を受けた時と同じ検査の結果です。(外部委託検査の為、検診から数日後に病院から連絡きました)

遺伝子検査:ウイルス検出されず
A/G比(0.45未満でFIPの疑い):0.88
AGP(猫α1酸性糖タンパク):基準値以下で正常

ま、大丈夫だとは思っていましたが……

よかったよぉぉぉぉぉ!

ついにMUTIAN投与最終日!!

2020年11月23日にMUTIAN投与最終日を迎えることができました。
FIP最後の砦とはいえ、病状の進行度合いは「中期の混合タイプ」とまぁまぁ悪い状態から投与が始まったので、途中で死んでしまわないか心配でしたが無事乗り切りました。

症状が初期だったならば、MUTIAN協力病院指導のもと84日間投与後に再発しても再投与は無償で受けられたのですが、うちのコタは中期からだったので対象外。
もし、再発した場合は自費で、しかも今までの2倍のMUTIANを1か月半続けなければなりません。
それでもダメならもう打つ手なしと先生からは言われています。

FIPになってしまう原因が分からないので、とにかくストレスを与えないようしばらくはコタファーストの生活です。

84日間も毎日MUTIAN投与をしていると、その腕は病院の先生並みのプロ級になっていました。
最終日はMUTIANを余さないよう帳尻合わせで100mgカプセルを7つ飲ませたのですが、その時の様子を記念に撮影しました。

経過観察「魔の1週間」

再発する場合、MUTIAN投与完了後の1週間以内に40度近い熱が出るケースが多いそうです。
なので、熱は毎日測って変化に気をつけてくださいと先生から言われていました。

コタの様子はというと、投与完了後の1週間は37℃後半~38℃前半をキープ。
毎日モリモリ食べているし、あいかわらず容赦ない噛みつきようだし、ウンコハイで元気にダッシュもしているので、再発要注意の1週間は乗り切れたみたいです。

ただ、気になることが1つ。
投与がもうすぐ終わろうとしていた頃、ハゲを発見。
気が付くとハゲが3ヶ所に増えてるし広がってるし……。
特別痒がっているわけでもないから、原因がまったく分からない。
ストレス!?頬ずりしすぎ?
ちょっと心配です。

FIPとペット保険

ほとんどのペット保険はFIP対象外です。
だから全く保険金は出ないものと諦めていませんか?
私もそうでしたが、ダメもとで確認すると実は出ました。
それは、FIP治療費に対してではなく、FIP確定診断が出るまでの検査や治療費に対してです。
わが家の場合、ちょうど保険の待機期間中に1回病院で診てもらい、回復しなかったので再度見てもらった時にFIP確定し、この時の診療代(約3万5千円)に対して保険料をいただきました。

FIPに限らず、病院に行くと結構お金がかかるので少しでも返ってくると助かりますよね。
念の為、契約されている保険会社に確認してみることをお勧めします。
ちなみにうちはauのペット保険です。

さいごに

ほんの数年前までインターフェロンとステロイドの対処療法しかない為に、FIPで苦しむ猫を看取った方がなんと多いことか!
ネットで昔のFIP闘病ブログを読むと、その辛い状況が分かるだけに読むと涙が出てきてしまいます。

コタはラッキーでした。

ただし、MUTIAN協力病院以外でFIP診断を受けた場合、まだまだ使用には積極的ではない感じがします。(あくまで個人的感想です)

他人からしたらたかが猫かもしれないけれど、こっちにとっては大事な家族。
未承認薬だからとか、医者の世界のしがらみとか、ほんと関係ない!
手遅れになる前に、せめて選択肢を躊躇なく提案できるようになってほしいものです。

次回は経過観察1か月検診についてです。

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この記事を書いた人

やまこ

やまこ

ロードバイクは2017年11月にしまなみ海道を渡るために購入。
弱虫ペダルで好きなキャラは青八木君。
乗っているロードバイクはcanondale CAAD12。
ロードで走るなら、山より平坦が好き。


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