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コタのFIP(猫伝染性腹膜炎)闘病ブログ #9 FIP寛解!かかった費用を計算してみた

やまこです。
わが家の猫コタはFIP唯一の治療薬MUTIAN投与を2020年11月23日に無事完了し、寛解の目安となる3ヶ月も過ぎ、検査の結果無事に寛解いたしました。
ただし、コタの場合はリンパの腫れがあり混合タイプと診断されていたので、そのへんも含めて寛解結果をまとめました。

祝 寛解!最終的な血液検査結果とリンパの状態について

寛解確認の検査結果がこちらです。※()はMUTIAN投与開始前

体重:4.48kg(2.9kg)
AGP(猫α1酸性糖タンパク):173μg/mL(2,810μg/mL)
A/G比:0.98(0.48)
FCoV抗体価:800倍(1,600倍)

治療開始前は0.48だったA/G比がほぼ1にまで回復し、貧血も改善。
体重も2.9kgだったのが、ごはんをモリモリ食べるようになって約4.5kgになりました。

MUTIAN投与前、コタのお腹は腹水でパンパンでしたが、しばらくするとこんなに変わりました。
※2枚目がMUTIAN投与前

唯一の懸念はリンパの腫れ。
通常5mmほどのものがいつ計測してもらってもコタは10mm以上。
先生曰く大きいままの子もいるので問題ないとのことなのでそこは安心したのですが、モヤモヤしたのはそこから……。

(てことはもしかして、混合タイプじゃなくてウェットタイプだったんじゃないの……?)

この差でMUTIAN投与量が1.5倍違うので、かかったお金も大分違ったはず(涙)
FIPは進行が早いのでMUTIANの量を調整して様子を見るとかできないから、仕方ない、仕方ない……。

とにかく、治ってよかった!

コタのFIP全治療費を計算してみた

様子がおかしくて2020年7月末に病院に行ってから寛解まで約7ヶ月。
MUTIAN協力病院に通院すること7回。
毎晩0時にMUTIANを投与すること84回。
長いようであっという間だったFIPとの戦いのお値段を計算してみました。
※MUTIANの投与量はFIPのタイプ、進行具合と体重によって変わります。
コタは混合タイプの中期状態からMUTIAN投与を始めました。
さらに体重も増えていったので、結構費用がかかったケースだと思います。

診察・検査:158,720円
MUTIAN:1,351,912円
合計:1,510,632円

ほぅ……車買えた。

もし時を戻して数か月前の自分にアドバイスできるなら、病院でMUTIANを購入するとお高めだから、早めに個人輸入にしておけば数万円は違ったよって言ってあげるんですけどね。

さいごに

おもらしするほど恐怖だった採血に毎回耐えたコタも頑張ったけど、私達もよくやった!
貯金は大分なくなったけれど、この数か月でコタがいない生活は考えられないくらい大事な家族になりました。

それにしても、こんなまとまりのない文章の闘病ブログですら毎日閲覧されており、動物病院に行けばFIPの治療で来ているニャンコをよく見かけます。
もはやFIPは全然珍しい病気じゃない。
だから、1日も早くワクチンができればいいのにと思わずにはいられません。

FIP闘病に関するブログはこれにて終わりです。
特に今のところMUTIAN投与していたから悪影響が出たという話は聞きませんが、なにせMUTIANは2019年に登場したばかりで、しかも2021年4月現在もまだ未承認のお薬。
日本の獣医師界ではまだまだ受け入れられていないようですが、MUTIAN投与後ちゃんと長生きして有効だったよって証明していくことが頑張ってMUTIANを飲んで寛解した猫からのバトンだと思うので、今後は寛解後の記録を綴っていきます。

次回は寛解後に行った去勢手術についてです。

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この記事を書いた人

やまこ

やまこ

ロードバイクは2017年11月にしまなみ海道を渡るために購入。
弱虫ペダルで好きなキャラは青八木君。
乗っているロードバイクはcanondale CAAD12。
ロードで走るなら、山より平坦が好き。


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