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チラシをつくろう!Illustrator 2020 初心者講座 #4 文字ツール

こんにちは。三善屋の山内です。

「イラレでチラシを作ろう」4回目です。今回は「文字ツール」を使ってテキストを入力していきましょう。前回のデータを読み込んでおいてくださいね。

環境はIllustratorのバージョンが「2020」、Mac OSは「Catalina」です。



文字パネルを表示

文字パネルを表示

文字を入力する際、「文字パネル」を表示させておくと便利です。
上部メニュー「ウィンドウ」「書式」「文字」でウィンドウを表示できます。

文字パネル

「文字パネル」が表示されました。
ざっと説明していきますが、作業しながらでないと意味がわからないと思うので、この項目は飛ばしてもOKです。

フォントファミリの設定

フォントの書体を指定します。使いたいフォントは予めPCにインストールしておく必要があります。

フォントスタイルを設定

文字の太さ(ウエイト)を指定します。太文字だったり、細文字だったり、斜体だったり。

フォントサイズを設定

文字の大きさを指定します。印刷の場合、5pt以下は潰れる可能性があるので使わないようにしましょう。

垂直比率

文字の縦の比率を変えます。縦長(長体)にしたいときは101%以上に設定します。

行送りを設定

行と行の間のあきを設定します。数値が大きいほど行間が広くなります。

水平比率

文字の横の比率を変えます。横長(平体)にしたいときは101%以上に設定します。

文字間のカーニングを設定

文字と文字の間のあきを設定します。

選択した文字のトラッキングを設定

複数の文字を選択して全体の文字間を設定します。

文字を入力する

文字を入力

それではタイトルの文字を入力していきましょう。
左メニューから「文字ツール」を選択。

サンプルのテキスト

アートボード上で左クリック。勝手にサンプルのテキストが入力されます。

テキストを入力

テキストを入力します。

フォントサイズを設定

文字が小さいので、「文字パネル」の「フォントサイズを設定」から文字を大きくしましょう。「24pt」に設定します。

行間

文字は大きくなりましたが、1行目と2行目がつまっていてカッコわるいですね。行間を調整しましょう。

行送りを設定

「文字パネル」の「行送りを設定」で行間をあけます。「36pt」に設定。

行間あける

行間があいて読みやすくなりました。位置はあとで調整しましょう。

テキストエリアの作成

長い文章を入力する場合「テキストエリア」を作成しておくと便利です。テキストエリアに流し込んだ文章はエリア内に収まるよう改行されます。

テキストエリアドラッグ

左メニューから「文字ツール」を選択。先ほどは左クリックでしたが、今回はドラッグします。

テキストエリア

テキストエリアが作成され、勝手にサンプルテキストが流し込まれました。ご覧の通りエリア内で勝手に改行されます。

文字溢れ

使用するテキストを流し込んでみました。右下に四角の中に+があるマークがありますね。これはエリア内に文字が入りきらない「文字あふれ」をおこしている時に表示されるマークです。

テキストエリア拡大

そんなときは「選択ツール」でテキストエリアを大きくすれば解決します。

文字を配置していこう

配置

これまでに覚えたツールでテキストを上の画像のようにどんどん配置していきましょう。この時点でフォントサイズや行間はあまり気にしなくていいです。

さいごに

さて、これで文字入力の基本は押さえられたかと思います。
次回はこれらを装飾して見栄えよくしていきましょう。

この記事を書いた人

株式会社三善屋

山内 裕介(やまうち ゆうすけ)

1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
我が家に猫がきた。


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