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チラシをつくろう!Illustrator 2020 初心者講座 #2 デザイン・構成

こんにちは。三善屋の山内です。

「イラレでチラシを作ろう」第2回です。今回はチラシのデザイン・構成を考えていきたいと思います。なんとアプリケーションの操作の説明は一切なし!でも重要な部分です。

文字原稿を用意しよう

まずはチラシにどのような情報を記載するか整理しましょう。題材はセミナーのチラシで進めたいと思います。イベントや勉強会のチラシにも応用できますしね。

以下のように、メモ帳やwordといったテキストエディタで作成しましょう。(内容は架空のものです)

タイトル(又はキャッチコピー)
女性起業家が教える失敗しない起業セミナー

リードコピー
失敗しない秘訣がここにある!

ボディーコピー
「起業したら何をすればいいの?」「起業したいけど怖い」そんな時はベテラン女性経営者の話を聞くのが一番!ポイントを3つに絞った失敗しない起業の秘訣をお伝えします。

日時
2077年9月30日(水)19:00〜21:00

場所
東京都江戸城区屋根之上10-2 第一会議室

講師情報
起業創子 1982年1月1日生まれ。東京都出身2児の母。22歳の時に豆腐生産工場を立ち上げ、5年で年商10億円を達成。現在は女性の起業支援に力を入れている。

お問い合わせ先
株式会社がんもあぶらあげ 東京都江戸城区屋根之上10-2 TEL:03-○○○○-××××

おおまかな構成を考えよう

サムネ

構成は鉛筆やボールペンでざっとイメージを描いてみましょう。このアイディアスケッチのことをサムネイルと言います。細かい調整は作りながらするので、この時点ではあまり深く考えなくて問題ないです。

使用する画像を探そう

イメージ画像を使えば楽にデザインすることができます。無料素材サイトなど利用して好みの画像を探しましょう。今回は「写真AC」で素材を選んでみました。

サムネ

この方を講師にします!(笑)
印刷で使うので一番大きなサイズでダウンロードしておいてください。

画像の解像度

チラシを印刷する場合、画像の解像度に注意する必要があります。
解像度が低いと粗い画像になるので見た目がよくありません。解像度って何?って方はこちらをご覧ください。

印刷に必要な解像度は原寸で300〜350dpi

先ほどの写真ACでダウンロードした画像は、Lサイズ(解像度350dpi、5760×3840px)です。
mm(ミリ)の単位で換算すると418×278mmくらいなので、A3の大きさ位まで使用できるということですね。A4チラシで使用するには十分な大きさです。

配色を考える

デザインに慣れていないとどんな色の組み合わせをしていいかわからないですよね。
そんな時は配色の使用例から気に入った色を使いましょう。以下のサイトはカラーの数値がweb用ですがイラストレーターでCMYKに変換できます。

今回は女性講師なのでピンク系の柔らかい配色で作っていこうと思います。

QRコードも準備しよう

QR

サイトでセミナーの告知をしてる場合も多いと思いますのでQRコードも載せましょう。QRコードは以下のサイトでURLを入力するだけで生成できます。

ファイル形式はepsで生成しましょう。イラレで開けて拡大縮小も可能です。

以上で、構成・配色・使用画像が決まったのでデザインの方向性が出来てきたかと思います。
次回は「ガイドの作成」と「クリッピングマスク」を覚えながら紙面を制作していきましょう。

この記事を書いた人

株式会社三善屋

山内 裕介(やまうち ゆうすけ)

1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
臼をメルカリで買おうかと思っています。臼高い。


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