こんにちは。三善屋の山内です。
イラレでチラシを作ろう!ということで始まりました、初心者向けイラストレーター講座のチラシ作成編第一回です。今回は名刺作成編のおさらいになりますが、ドキュメントの作成→トンボの付け方を学んでいきたいと思います。
環境はmacOS Catalina(バージョン10.15)。
気がつけばAdobe Illustratorのバージョンも2020に。なぜかこのバージョンからCCが付かなくなったんですよね。なんで取った?
ドキュメント作成
とりあえずアプリケーションを立ち上げなければお話にならないですからね。起動!
ホーム画面になりますので、左側リストの「新規作成」を選択。
新規ドキュメントの設定画面です。上部の印刷タブをクリックして、「A4」を選択。大きさが210mm×297mm、裁ち落としが天地左右全て3mmになっていることを確認して「作成」をクリック。
ドキュメントが作成され、中央にA4のアートボードが表示されました。環境を合わせるために右上のレイアウトを「クラシック(初期)」にしておいてください。
トンボをつけよう
印刷するにはトンボをつける必要があります。「長方形ツール」を使いましょう。(トンボって何?って方はこちらを見てね!)
ドキュメントと同じ大きさの長方形を作成します。アートボードの上でダブルクリックをするとウィンドウが表示されるので、幅210mm、高さ297mmにして「OK」をクリック。
画面に長方形のオブジェクトが作成されました。真ん中に置きたいので「整列」ウィンドウを開きます。上部メニューバー「ウィンドウ」→「整列」
右下の整列:で「アートボードに整列」を選択します。これによってアードボードを基準に整列が行われます。
そして、長方形を選択した状態で、オブジェクトの整列の中の「水平方向中央に整列」と「垂直方向中央に整列」をクリック。上の段に左から2番目と、右から2番目ですね。
オブジェクトが真ん中に移動しました。整列はオブジェクトをきれいに並べるのにとても便利なツールです。
次はこのオブジェクトをトンボにしましょう。オブジェクトを選択して、左側メニューで「塗り」と「線」をなしにしておいてください。
上部メニューバー「効果」→「トリムマーク」。
長方形のオブジェクトにトンボがつきました。画像は灰色の部分にトンボが描かれてるのでちょっとわかりづらいですね。とりあえずはこれでA4チラシをつくる土台が完成しました。
ドキュメントを保存しよう
データは小まめに保存しましょう。急にアプリが止まったり、落ちたりするとせっかくの作業が無駄になってしまいます。上部メニューバー「ファイル」→「別名で保存」。
データの場所はお好きに。オプションは特にいじらなくてよいでしょう。
以上で、ドキュメントの作成→トンボの作成は完了です。
次回はチラシのデザイン・構成を考えていきましょう。
この記事を書いた人
山内 裕介(やまうち ゆうすけ)
1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
臼をメルカリで買おうかと思っています。臼高い。