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ゲームは悪ではない!?ドラクエや三国志から学んだビジネスに役立つこと

こんにちは。昔からゲームが大好きな三善屋の山内です。

教育においてゲームは本当に悪なのか?
子供にゲームを禁止しているご家庭は少なからずあるとおもいます。教育方針は様々ですので、そのことを否定するわけではありませんが、ゲームをしてきてよかったと私自身が実感することが多くあるので、今回はゲームから学んだビジネスに役立つことをお話ししていこうかと思います。
就職前の若い方こそ読んで欲しい!

ドラゴンクエストから学ぶ

ドラクエ

出典:ドラゴンクエスト | SQUARE ENIX

社会現象を引き起こした国民的なゲーム「ドラゴンクエスト」。
いまではナンバリングタイトルは11を数え、様々な派生作品も発売されています。ジャンルとしては主にRPGです。

ドラゴンクエストに限らずRPGのゲームの基本ですが、キャラクターを成長させ強化し、最後のボスを倒してゲームクリアするのが目的です。

私はドラクエが大好きなので、ナンバリングタイトルは全てやっています。鳥山明の絵が大好きだし、すぎやまこういちの音楽も素晴らしいものばかり。10が出た時はドラクエ初のネットゲームということで賛否両論ありましたけど、今もプレイ中です。全てのゲーム時間を人に言うと引かれるくらいやってると思いますが、学んだことも多い気がします。

レベル上げの思考

キャラクターはモンスターを倒し、経験値を手に入れ、レベルが上がっていきます。成長するにしたがってレベルアップに必要な経験値の量は増えていきます。

なので、いつまでも弱い敵と戦っても成長しません。そして強い敵は経験値は多い。でも強すぎる敵と戦うと死にます。

これらは私が実際仕事を始めた時、本当にゲームと一緒だなと思いました。
いきなり難しい仕事をしてもできない。できるところから少しずつスキルアップして、成長してレベルの高い仕事をしていく。そして難しすぎる仕事をすると、出来なすぎて心が死にます(笑)

自分にレベルに合った環境に身を置き、成長するのが大事ということを、ドラクエは教えてくれました。

効率の追求

「どうやったら効率よくレベルアップできるか」、「どうやったら早く目的地につけるか」、「どうやったら早くモンスターを倒せるか」を考えるのは効率の追求です。

経験値の高いはぐれメタルが多く出現する場所でレベルを上げるといったように、物語を楽しむだけではなく、考えてプレイするようになります。これは読書からは得られない体験だと思うんですよね。

常に効率を考えて動くことは、いまの仕事に非常に役立ってます。

仲間の重要性

ドラクエ1こそ一人旅ですが、他のナンバリングタイトルは仲間がいてパーティーを組んで戦うことになります。 仲間を集めて一緒にレベルを上げて強くなって魔王を倒しに行く。まさに友情ストーリーですよ!(笑)

子供のころ仲間が1人加わったとき「戦力が倍じゃん!」と思って戦闘がとても楽になった記憶があります。仲間は使う呪文も違うし、装備できるアイテムも違います。弱いキャラ強いキャラ様々です。

これはビジネスでも全く同じです。

仲間がいると、こなせる仕事量が格段にあがる!
仲間はそれぞれ特徴があって得意不得意がある。
仲間と一緒にレベルアップすることで会社や組織は成長する。

ゲームっていきなり強い人は仲間にならないんですよね。なってもすぐいなくなる。ゲームバランスが崩壊するので当たり前ですがね。 これはビジネスも一緒で、自分より上のレベルの人は仲間にならないんです。だから同じレベルの人と一緒にレベル上げしていくんですね。ストーリーを進めていくと、仲間と別れたり、強い人が入ったりすることもあります。出会いと別れもゲームで学んだ気がします。

仲間の重要性に気づかせてくれたのはドラゴンクエストです。

批評と改善策

大好きなゲームをやったならば感想は必ずあると思います。
もうちょっと戦闘がはやいほうがいいだとか、ストーリーが面白くないとか。使わないスキルがありすぎるとか。

私は思うのですが、ゲーム批評を友達とするということは学校で読書感想文書くのと同じことだと思うのです。

「こうして欲しい」、「ああなったらいい」は改善策の提案です。そういった思考はビジネスにおいてとても重要な部分だと思います。

そしてなによりゲーム批評は楽しい!

三国志から学ぶ

三国志

出典:GAMECITY | コーエーテクモゲームス

私が子供の頃プレイしたのは「コーエーの三国志」です。コーエーはいまではコーエーテクノゲームスという会社になっています。

最近は全然やってませんが、もうすぐ三国志14が出るんですね!?私がやったのは6くらいまでだったかな…大人気歴史シミュレーションゲームです。

プレイヤーは君主(あるいは個人の英傑)を選択して中国全土の統一を目指します。

歴史にふれる

私は三国志なんて読んだこともなければ、聞いたこともないときに友達に誘われてプレイしました。 なので、最初は武将の名前なんてちんぷんかんぷんです。「劉備?だれそれ」「呂布?武力たか!」「貂蝉?かわいくねえな」といった感じです。

三国志はナンバリングがすすむと、武将の説明機能が実装されます。それを読むと人間関係がわかり、よりゲームが楽しめるという仕組みですね。

この武将紹介を読んでるうちにストーリーをもっと知りたくなって、横山光輝のマンガ三国志と吉川英治の小説三国志を読みました。私の歴史好きはここから始まっているのです。

学校の先生の話では全く興味をもたなかったのに、ゲームだと興味をもつ。ゲームって本当に素晴らしくないですか?

多勢に無勢は不利

三国志は戦争ものなので、兵士を多く集めて敵の城に攻め込みます。

なので兵力こそ正義!(笑)

兵力の差を知力だけで覆すのがいかに難しいかを学びました。
仕事も一緒で、物量が勝る相手に正面から戦うだけでは勝てない。それをどうすれば勝てるかを考える思考ができます。

人は裏切る

三国志の武将のパラメータに「忠誠心」というものがあります。この忠誠心が100まで上がるのですが、70以下だと簡単に寝返ります(笑)。あ、最近のナンバリングにこのパラメータがあるかは知らないです。

忠誠心を上げるには、重要なポストにつけたりご褒美をあげたります。
義理堅い趙雲などはなかなか寝返らず、呂布なんてほいほい寝返るところまで再現されています。また武将間の相性などもあり、曹操の下では張飛の忠誠心が上がりにくいという設定もあります。(武将の名前がわからない方はぜひ三国志を読んでください)

これはビジネスにおける組織づくりでも一緒ですね。
仕事内容、待遇、お金、人間関係。人が離れる理由は主にこの4つです。また苦境でも裏切らない人を集める重要性も学びました。人事の基本は歴史にありですね!

ゲーム好きと会話が弾む

この歳になって思うことは、友達づきあいが趣味が近い人だけになっていきます。え?自分だけ?

ドラクエはさすが国民的ゲームだけあって、大好きな人がいっぱいいます。ビジネスをしててもよく会うし、会話も弾みます。ゲームをやっていてよかったと思える瞬間です。

そう言えば某〇〇会で知り合ったある人は、第一印象は苦手で、絶対仲良くならないだろうなって思ってました。それが、ほかの人からゲーム好きという話を聞いて、これは仲良くなれそうだと思ったことがあります。

その人はいまヒトノワ編集部にいるんですけどね!ゲームの力はすごい。

まとめ

学ぶことも多いゲームですが、さすがにやりすぎはよくありません。
私も転職の合間にニートしていた時期があり、ゲームしかしていない生活を送っていたこともありました。はっきりいって社会に取り残されたような気になります。
勉強や仕事を一生懸命して、空いた時間にゲームを興ずる。これが理想かもしれませんね。

朝日学生新聞社のアンケート調査で、「ゲームをするかしないかは、小学生の学力にほとんど影響しない」という結果が出ているそうです。
私自身ゲームから学んだことも多く、自分の生活に欠かせないものになっています。ゲームを悪とはいわず、いろんなものに興味を持ったり、学ぶきっかけとして活用できればいいのではないでしょうか。

さあ、稼ぎまくって将来ゲーム三昧の生活しよう!
それではまた。

この記事を書いた人

株式会社三善屋

山内 裕介(やまうち ゆうすけ)

1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
ドラクエ10のバージョン5のストーリー進行中!舞台は魔界。ネットゲームだけどストーリーは面白いです。


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