こんにちは。三善屋の山内です。
「ホームページ制作を依頼したんだけど、専門用語が多い!」という話をたまに聞きます。制作会社もなるべくわかりやすい言葉を選ぶとは思いますが、やはり最低限の用語は知っておいて損はないですよね。
ということで、今回はweb担当者が知っておいた方が良い基礎用語をまとめてみました。
目次
ウェブサイト
ほとんどの方が「ホームページ」と呼んでいますが、正式名称は「ウェブサイト(website)」です。
ウェブサイトとは、インターネット上に展開されている特定のドメイン下にあるウェブページの集まりのことを言います。ウェブページはみんながネットで検索して見ているページのことですね。
ドメイン
ドメインは簡単にいってしまえばインターネット上の「住所」です。
同じものは取得できないので早い者勝ちになります。このサイトも「hitonowa.com」にしたかったのですがもう取得されていました…。
ウェブサイトのデータを置いたサーバにドメインを紐づけることにより、ウェブサイトの閲覧が可能になります。
サーバ
ウェブ制作に関係するのはWebサーバとメールサーバです。
Webサーバにウェブサイトのデータを置いて、ドメインを設定すればインターネット上でウェブサイトの閲覧が可能になります。
ほとんどがwebサーバーとメールサーバは一緒に運用されているので、ウェブサイト開設と同時にメールアドレスも取得できます。
ブラウザ
ウェブサイトを閲覧するためのソフトです。
「Internet Explorer」「Microsoft Edge」「Google Chrome」「Safari」「Firefox」あたりが有名ですね。
私は「Safari」がメインですが、「Google Chrome」が一番速いんじゃないかな?
検索エンジン
ウェブページ、ウェブサイト、画像、動画、ニュースなどを検索するシステムのこと。
日本で有名なのは「Google」「yahoo!」でしょうね。下の表のように2019年のシェア(モバイル)でぶっちぎりです。
74.29% | |
Yahoo | 24.74% |
Baidu | 0.35% |
参考:statcounter
SEO
Search Engine Optimizationの略。検索エンジン最適化です。
「Google」や「yahoo!」といった検索エンジンにて、上位表示されるように最適化させることを言います。
Yahoo!はGoogleの検索技術を利用しているため、日本のSEOはGoogleだけにしぼってOKです。
リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して掲載される広告です。
「Google」や「yahoo!」で検索すると、上の方に「広告」という文字がついたリンクが表示されませんか? それがリスティング広告です。
PPC広告とも呼ばれ、広告がクリックされると費用が発生します。有名なのは「yahoo!広告」と「Google広告」です。
ランディングページ
ランディングページとは、ネット広告やリンクをクリックした際に最初に表示されるページです。LP(エルピー)とも呼ばれます。
「広告→ランディングページ→商品購入」という流れが一般的な活用法です。
リンク
ゼルダの伝説の主人公…ではなく、ネット上のページとページをつなげることをリンクと呼びます。
同ドメイン下のページは内部リンク。違うドメインのページ(外部サイト)に飛ばす場合は外部リンクといいます。
アクセス解析
ウェブサイトに訪れたユーザーの特性や行動を分析することです。
一番有名な「Googleアナリティクス」という解析ツールを利用することをおすすめします。高機能すぎて無料とは思えないツールです。
ページビュー数
ユーザーによってウェブページが表示された回数です。PV(ピーブイ)とも呼ばれます。
似た様な言葉で「セッション数」がありますが、こちらはユーザーがサイトを訪問した回数です。
オーガニック検索
自然検索と呼ばれ、検索エンジンが順位を決めた、広告を含まない検索結果です。
Googleは独自のアルゴリズムによって検索順位を決定しており、「ユーザーに有益な情報」を上位表示させると言っています。
ワードプレス
ワードプレス(wordpress)とは、無料で使えるブログ管理システムです。
ワードプレスを導入すれば、web制作の知識がなくても、管理画面からブログの投稿・管理が可能です。全世界の4分の1のサイトがワードプレスで構築されているそうです。
プラグイン
ウェブサイトやワードプレスの機能を拡張するソフトウェアを指します。
ワードプレスには多くのプラグインがあり、便利なものもありますが、入れすぎると重くなったり、バージョンによってセキュリティが脆弱だったりと、利用には注意が必要です。
キャッシュ
キャッシュとは、一度アクセスしたサイトのデータを一時的に保存し、再びアクセスした際に表示を速くする仕組みです。
ウェブサイトを更新した際、PCやスマホにキャッシュが残っていると、更新内容が反映されません。更新ボタンを押すかキャッシュをリセットしましょう。
SSL
SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。
ウェブサイトがSSL対応してないと、ブラウザで「このサイトは危ないかもよー?」って警告が出ます。検索順位にも影響が出るので、SSL対応は必須といえるでしょう。
ページタイトル
ウェブページの情報のひとつです。ページタイトルのキーワードは検索順位に影響されやすく、クリック率も変わってくるので慎重に決めましょう。
ページタイトルとコンテンツの内容を合わせることも重要です。
ディスクリプション
ウェブページの情報のひとつで、ページの概要を100文字程度で設定します。
検索順位に影響はないらしいのですが、検索結果のタイトルの下に表示される可能性が高いのでクリック率に影響をあたえます。
さいごに
さてさてweb担当者が知っておきたい基礎用語を紹介しました。
18個いっぺんに覚えるのは大変だと思いますので、気が向いた時にこのページを覗いてみてくださいね。
それではまた!
この記事を書いた人
山内 裕介(やまうち ゆうすけ)
1978年生まれ。株式会社三善屋代表取締役。
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