やまこです。
大分最終日は湯布院から別府・鉄輪温泉に再び立ち寄り、大分空港へと向かう約62Kmです。
ピンクの線で囲ったところが今回3泊4日で走ったルートで、4日目は上級コース「やまなみハイウェイ」と「別府湾岸・国東半島海辺の道」を走って大分空港まで向かいました。
目次
- 湯布院出発前に…
観光名所 霧の金鱗湖
宿「束の間」にて朝風呂&朝ごはん
「夢想園」&「加勢の湯」で立ち寄り湯
ペロリといけます湯布院バーガー - 全長123.7Km「やまなみハイウェイ」の約1/5を走ってきた
- 鉄輪温泉で立ち寄り湯
- 大分空港めし
- まとめ
湯布院出発前に…
観光名所 霧の金鱗湖
湯布院といえば霧の金鱗湖ですよね。
これ見たい方は、時間に要注意。
朝限定です!それも寒い時期だけ。
今回写真を撮ったのは11月上旬。
ものすごい早起きせずとも7時くらいで十分霧がかった金鱗湖を見ることができました。
それでも金鱗湖の脇にある混浴温泉の「下ん湯」脇を歩くと…入浴している姿がしっかり見えました。霧で見えないと思ったら大間違いですよー。
ちなみにこちらは前日夕方の金鱗湖。
時間が違うと向こう岸までくっきり見えます。
宿「束の間」にて朝風呂&朝ごはん
宿から約2Km先にある金鱗湖から帰ってきたら次は朝風呂です。天国ぅ~。
部屋のお風呂は半露天風呂でもちろん青湯。
しかしさすがに寒い時期なので前日からのお湯は冷めきっております。
蛇口をひねれば熱湯の温泉が出てきますが、時間がなかったので大露天風呂へ向かいました。
部屋から大露天風呂までは、石畳を通って行きます。
宿のあちこちで蒸気があがっています。
こちら大露天風呂。
冷えた体に温泉が沁みます。
しかしせっかく青湯が、写真の通り寒い時期の朝は湯気が立ちすぎて全く見えず…。
青湯を目で楽しみながら入るなら、朝でも夜でもなく昼間!昼間です。
早い時間にチェックインできるなら、すぐ大露天風呂に直行することをお勧めします!
朝風呂入って、時刻は8時半頃。
朝ごはんはこちらの築120年以上の古民家建物でいただきます。
ほけーっと湯けむりを眺めながら配膳を待ってます。
朝ごはんは温泉粥です。
おかずもほどよい量と味付けで、The健康的。
本当は朝はこれくらいでいいのかもしれませんが、私たちはローディー。
ライドに備えておかわり自由な温泉粥を2杯いただきました。
温泉粥で満腹になったら、支度をして9時半頃チェックアウト。
温こちらの宿でもいつものように夜ごはんなしで予約をしたのですが、朝ごはんを食べてみて「夜も頼めばよかった…」と後悔しました。
そして青湯を堪能しきれなかった…(涙)
バカバカ、やまこのバカッ!
こちらの宿に青湯目当てで行かれるならば、明るいうちにチェックインして、とにかく初日は宿の温泉でゆっくり浸かることを強くおススメします!
「夢想園」で立ち寄り湯
せっかくの湯布院なので、最後に立ち寄り湯していこうと向かったのは、旦那が「法人会 全国青年の集い 大分大会」で一緒だった方たちから「良かった!」と聞いた「夢想園」さん。
宿泊した「束の間」さんからは約3.3kmで、ロードバイクなら15分くらいで着きました。
歩くとちょっと遠い距離をササっといけるのが、ロードバイクのいいところ。
夢想園は広く、日本庭園の中を歩いて移動する感じ。
大浴場の中は撮影できませんが、男性用は100畳、女性用は150畳以上の大きな露天風呂が名物のようです。
かなり広いので、他の人を気にせず由布岳を眺めながら温泉で足をのばせるのはここくらいでしょう。
大露天風呂の他に家族用の露天風呂もあり、日帰り入浴でも空いていれば入れます。
風呂上りは、「ゆふいんサイダー」で水分補給をして夢想園を後にしました。
そして夢想園を後にすること260m。
共同浴場「加勢の湯」があったので、予定外でしたが湯布院を後にする前にもう1件入りました。午前中だけでこの日3回目の温泉となります。
湯布院にある他の共同浴場「ゆのつぼ温泉」「下ん湯」と同じく町中にさりげなくあります。
入浴料100円!!
宿で払う入湯税より安い。
きれいな温泉宿に慣れていると「えっ」と思うかもしれませんが、実際入ってみるとこの古さがなかなか渋くていいんですよ。
湯布院には「ゆのつぼ温泉」「下ん湯」「加勢の湯」以外にもいくつか共同浴場があるので、湯布院に何日か滞在するならば全て周ってみるのもいいかもですね。
入浴料も100円~200円なのでお財布にも優しいです。
ペロリといけます湯布院バーガー
入浴10分程で「加勢の湯」を出る頃、時刻は11時過ぎ。
お昼にはちょっと早めでしたが、このあとやまなみハイウェイを通って大分空港まで約62Kmのライドが控えていたので、お昼ご飯に湯布院バーガーを食べて出発しようとなりました。
湯布院駅前の通りには2件の湯布院バーガーのお店がありますが、今回立ち寄ったのは「ゆふいんバーガーハウス」さん。
理由はロードバイクスタンドがある!!それだけ。
11時半頃お店に到着し、豊後牛を使ったゆふいんバーガー(レギュラー)を注文。
お客さんが多く、待つこと20分位でバーガー到着。
由布岳をバックに。
まず目に入るのが、厚めのチェダーチーズとベーコン!そしてバンズ断面のほどよい焦げ!
見た目のトリプルパンチで、おいしい予感しかしない。
そして一口食べてみると…バンズ柔らかっ!
その後は、とにかく美味しくてあっという間にペロッと完食。朝ごはんから2時間半後でもおいしいものって入ります。
なんなら頼んだレギュラーサイズのもう1つ上のスペシャルサイズにしておけばよかったと後悔しました。
この美味しさは豊後牛マジックなのか具材の相乗効果のなせる技なのか…。
ハワイで食べたハンバーガーには全然感動しなかったのに、湯布院でまた食べたいハンバーガーに出会うとは夢にも思っていませんでした。
「たかがハンバーガーでしょ?」って思っているでしょ?
なんのなんの、ご当地バーガーを侮ってはいけません。
せっかく湯布院に来てこんな美味しいものをスルーするなんて、温泉に入らないで帰るのと同じくらい「何しに湯布院へ?」ですよ!
全長123.7Km「やまなみハイウェイ」の約1/5を走ってきた
やまなみハイウェイは別府-熊本間の起伏がはげしい上級者コースですが、今回は赤線で囲った約1/5の約24kmを走って別府へと向かいました。
今回は登りが少なめで、なおかつ登り区間はつねに由布岳が目に入る絶景ライドでした。
ゆふいんバーガーハウスから走ること30分位でこの景色。
時刻は12時45分頃。
登り途中の狭霧台駐車場からは由布院市街が一望できます。
なんとなく神々しい。
12時59分 由布市と別府市の境界線到着
13時2分 今回の上りの頂上の由布岳登山口到着
由布岳登山口を過ぎた後は、ひたすら山道の下りです。
13時46分頃 別府の湯けむりが見えてきました。
鉄輪温泉で立ち寄り湯
1日目に宿泊した鉄輪温泉に戻ってきました。
調べるとここにも共同浴場がたくさんあります。
しかもどこも料金が安い。
宿の日帰り温泉だけしか寄らないなんてもったいない!
共同浴場の充実ぶりは「大分」「温泉」「共同浴場」などで検索するときっと分かってもらえます。
「行く前に知っておきたかった!!」と悔しがりながら書いております。
各湯布院で共同浴場に目覚めた私たちは、もちろん鉄輪でも入りました。
渋の湯 入浴料100円。
私が入った時は、地元と方と福岡から来られた方の2名だけでした。
どこの共同浴場もそうですが、「別府海浜砂場」みたいなメジャーじゃないところには日本海外も含めて観光客があまり来ないのかもしれませんね。
だから共同浴場はどこに行ってもゆったりのんびり入れます。
温泉から出ると時刻は14時45分。
空港までは約40Kmとさほど遠くはありませんが、11月で暗くなるのも早いので急いで渋の湯をあとにしました。
大分空港めし
真っ暗になる前の17時半には空港到着。
このあと自転車はサイクルハブで輪行バックにしまい、カウンターへ預けて、20時の飛行機まで空港めしタイムです。
まずは1軒目「ビュースカイレストラン」にて。
地ビール
りゅうきゅうととり天がついた生ビールセット
ぎょろっけ、はもかつ、フライドポテト等など、いろんなものをちょっとづつ。
そういえば大分郷土料理「だんご汁」食べてなかったので、2軒目「なな瀬」さんへ。
鶏めし付きだんご汁。
だんごがもちもちで食べ応え満点。
さすがに腹パンでごちそうさまとなりました。
まとめ
普通の温泉のほかにも砂湯に泥湯、薬草蒸し風呂、青湯など4日間で11ヶ所の温泉に入ってきました。
でも、別府と湯布院にある温泉の数を考えると、全然入りたりない!!
なにより共同浴場が豊富で安い!
これを事前に知っていたらロードバイクでもっと周れたのが心残りです。
旅行は偶然の出会い的なものもいいけれど、これからは情報はなるべく知ったうえで行こうと決めました。
そして食べ物もいい思い出になりました。
城下カレイのお刺身、ゆふいんバーガー、地獄蒸しにウエストのうどん…何を食べてもおいしい。
他にもいろんな理由があると思いますが、大分が「住みたい街ランキング」で上位に入るのもうなずけます。
今までもロードバイクに乗っていろんな温泉地に行ってきましたが、すぐにまた行きたいと思った場所は今のところここだけです! 大好き大分!
この記事を書いた人
やまこ
ロードバイクは2017年11月にしまなみ海道を渡るために購入。
弱虫ペダルで好きなキャラは青八木君。
乗っているロードバイクはcanondale CAAD12。
ロードで走るなら、山より平坦が好き。