こんにちは、2019年11月でロードバイク歴3年目突入のやまこです。
「法人会 全国青年の集い 大分大会」に旦那が行くというので、人生初の九州・大分へ3泊4日で一緒に行ってきました。もちろんロードバイク持参!!
実は、大分行ってみたかったんですよね~。
なぜなら…大分県はサイクリストウエルカムの県として自転車乗りの間では有名だから!(多分ね)
ということで全4回にわたって、大分ライドの様子をお伝えします!
目次
- 大分はサイクリスト歓迎の地
- 輪行について(高速バス・飛行機)
2.1 高速バスで羽田空港まで輪行
2.2 ソラシドエアで大分空港へ飛行機輪行
2.3 飛行機輪行 預ける時の要注意点 - 大分空港サイクル・ハブ
- 「別府湾岸・国東半島海べの道(中上級)」感想
- 温泉@別府
- 別府グルメ
6.1 城下カレイ@日出
6.2 とり天@鳥しょう
6.2 別府冷麺@六盛 - まとめ
大分はサイクリスト歓迎の地
ネットで「ロードバイク 大分」で検索すると上位に出てくるのが、大分県が作っているサイト「サイクリングおおいた ~ Cycling OITA ~」。
いろんなルートやサイクリストの為の休憩所などが紹介されており、大分県の力の入れようが伝わってきます。
ピンクの線で囲ったところが、今回3泊4日で走ったルート。
1日目 大分空港〜別府(別府湾岸・国東半島海べの道 中上級)
2日目 別府〜大分市内(別府湾岸・国東半島海べの道 中上級)
3日目 大分市内〜湯布院(やまなみアクセス 由布院接続 初級)
4日目 湯布院〜別府〜大分空港(やまなみハイウェイ 上級)
…と、時間が許す限りロードバイクに乗って温泉とグルメを満喫してきました。
輪行について(高速バス・飛行機)
ロードバイクを持って旅行に行くなら避けて通れないのが輪行。
輪行とは、飛行機やバスに自転車を乗せて移動する為に、分解した自転車を袋に詰めて移動すること。
高速バスで羽田空港まで輪行
行くなら1分でも長く大分に滞在するべく早朝6時半の飛行機を予約しちゃったので、電車じゃ間に合わず高速バスで空港まで行く必要がありました。輪行の第一関門!
高速バスによっては、自転車お断りの場合もあるので要注意ポイントです。
今回利用した高速バスは「Airport Limousine」。
結果は、ロードバイクOKでした!
参考までにAirport LimousineのサイトにもQ&Aで回答があります。
Q 自転車は荷物として預かってもらえますか?
A 以下の条件にてお預かりします。
- 折りたたみまたは分解が可能
- 専用の袋または箱に収まる
- 専用の袋または箱に収まった状態で当社の定める基準 (サイズ 縦50cm 横60cm 長さ120cm 重さ30kg)以内
- 運搬中の揺れになどによる破損や故障についての免責に同意
但し、当日の状況により、お預かりできないことがございますので、事前に荷物運搬をお約束することはできません。予め了承下さい。
ソラシドエアで大分空港へ飛行機輪行
お次は飛行機輪行。
こちらもOKでした。(以前、ANAで問題なかったので心配してませんでしたが)
ソラシドエアサイトの手荷物に関する記載です。
受託手荷物について
お一人様、20kgまで無料です。
重量 総重量100kgまで(1個あたり32kgまで)
- ※20kgを超え100kgまでの手荷物は超過手荷物料金を申し受けます。
- ※手荷物を搭載する航空機の貨物室に収納可能な範囲のものに限ります。
サイズ 3辺の和が203cm以内
個数 個数制限なし
- ※重量およびサイズの上限を超えないこと
私のアルミロードバイクでも9kgだったので、よほどサイズが超過しない限り飛行機輪行は大丈夫だと思います。
タイヤの空気ですが、空気圧の関係上本当は抜いたほうが心配ないのですが、抜かずに飛行機に乗せてもパンクすることなく無事でした。これに関しては、自己判断ですね。
飛行機輪行 預ける時の要注意点
輪行袋に入れた自転車を預ける際、空港職員の方も分かっているのか「倒して置く場合、どちらの面を上にしますか?」と確認してくれます。 何故ならギアを切り替えるディレーラー側を下に置かれるとディレーラーが壊れちゃう可能性がありますからね!!なので、預ける時はハッキリお伝えしましょう!
もしくは輪行袋に「こっちを上にしてください」とあらかじめ書いた紙を貼っておくのも手かと思います。
私は今回伝え方が良くなかったのか、大分空港に着いた際にディレーラー側を下にした状態で渡されました…。
運よくディレーラーは無事でしたが、危うくアルミの塊をしょって大分をめぐるところでした(涙)
ふぅー。
大分空港サイクル・ハブ
早朝6時半の便に乗るべく、高速バスで羽田空港に着いたのが朝5時半。
とりあえず大分に着いたらすぐ走れるよう腹ごしらえ…と、空港売店で「つきじ丸武 卵焼きサンド」(680円)、「つきじ丸武 親子サンド」(700円)とお茶(150円)購入。
卵焼きは、お茶よりビールが欲しくなる濃い目のお味でした。
さて、食べて寝てる間に8時半前には大分到着。
さっそく自転車を組み立てるべく空港1F出口を出てすぐのところにある「サイクル・ハブ」へ。
こちらには更衣室と屋根付きの組み立てスペースが設けられています。
あらかじめ走れる格好で飛行機には乗ってきたので、自転車組み立てでのみ利用させてもらいました。 通行の邪魔にならずに組み立てができるスペースがあるのはありがたい。
大分空港は、しまなみ海道有する松山空港、広島空港に負けず劣らず輪行者に優しい空港ですね。
「別府湾岸・国東半島海べの道(中上級)」感想
初日は大分空港~別府市までの約40km、ほぼ海を横目に見ながらの平坦道です。ここだけなら初心者コースとして案内してよいのでは?ってくらい楽々でした。
ただ「別府湾岸・国東半島海べの道」全体だと152.5kmなので、すべて走りきるとなると確かに中上級向きなのかも…。
路面の状態は、概ね良好。
コンビニも適度にあるので、トイレや水分補給の心配なく走れます。
車の交通量は、平日だったせいか空港から日出くらいまでは少な目でした。
途中、道路脇の民家の庭で柿を食べる子ザル発見。
別府市に入ると流石に車多めになりますのでご注意を。
温泉@別府
別府には温泉がいっぱい!
1日や2日じゃとてもじゃないけど制覇は無理です。
1日目に入った温泉は、この2つ。
別府海浜砂場
「別府湾岸・国東半島海べの道」ルートにある市営の砂湯。別府といったら砂湯に入らねば。
入り口で支払いをして、着替えとタオルを受け取って更衣室へ。
着替えて砂場に横たわると、顔を除いてドンドン砂がかけられます。
特にお腹にずっしりきて、「埋められてる~」感が凄い!
最後に海が見えるよう頭に枕を挟んでもらい準備完了。
ここから約15分の砂湯タイムです。
15分たったら、シャワーで体についた砂を流し、湯船につかって着替えます。
砂湯の感想は、意外と汗をかかずちょっと拍子抜け。
夏だったら汗ダラダラなのかもですが、11月の砂湯はじんわり温まる感じでした。
鉄輪温泉
砂湯の次は、宿泊予約をした「旅館 きらく」の温泉へ。
こちらは、内風呂、露天風呂以外に、砂湯、むし湯と種類が豊富でした。
まずは家族風呂の内風呂へ。
ご主人から熱いとは言われていたものの、熱いなんてものじゃない。
激熱ですよ、ご主人。
子供の時にそろりそろりお風呂に浸かっていたのを思い出しました。
内風呂、露天風呂も、もちろん熱め。
砂湯は洗い流すのが面倒でここではパス。
むし湯は、天井から熱湯になった雫が容赦なく体に落ちてくるので、即退散。
今思うと、満喫しきれずちょっと勿体なかったです。
こちらの宿は温泉、建物とも古いけれど、とっても味があります。
お部屋によってはトイレ・洗面所は共有で、所々年季が入っている箇所があるので、ピカピカのホテルが好みの方は敬遠するかもしれません。
しかし、造花じゃない玄関の生花、パックじゃないお茶葉、香ばしいお茶の香りが漂う談話室など、なんというか手間を惜しんでない感が堪らなかった!年取ったせいなのかなぁ…。
宿の方の話では、京都の某有名会社の偉い人が、温泉に惚れ込んで月1で宿泊に来られるんだそう。
やっぱいい宿だよな!
別府グルメ
城下カレイ@日出
「別府湾岸・国東半島海べの道」ルートを走っていると、やたらとカレイの絵が描かれた標識を見かけるようになるところがあります。そしたらそれは日出についたってこと。
予定にはなかったけれど、せっかくなのでお昼は贅沢に城下カレイに即決。
こんな時、ロードバイクだとサッと移動できるのがいいんですよねー。
食べログで探して、「膳のえぐち」さんへ。
城下カレイが食べたいことを伝え、着席。
ハモの湯引き
城下カレイのお刺身
城下カレイの煮つけ
城下カレイのアラのお吸い物、ごはんとお漬物。
ご主人をパシャリ。
カレイは煮つけとから揚げしか食べたことなかったので、お刺身は初でした。
てか、カレイって生で食べれるんですね。
白身もさることながらカレイのお腹側の皮がコリコリしてなんとも言えねー♪
城下カレイは稚魚を放流して育ったのを捕るんだそう。
ある意味、天然?高いわけだ。
飲み物も入れて、2人で9,000円也。
おいしゅうございました。
とり天@鳥しょう
「膳のえぐち」のご主人に別府市で美味しいお店はどこかお聞きし、鶏料理を食べに別府市の「鳥しょう」へ。
やはり大分といえばとり天!
念願の関サバ。
地鶏の炭焼きもおいしい!
大分の地酒もいただきましたが、銘柄忘れました…。
別府冷麺@六盛本店
せっかくなので別府ご当地グルメを食べるべく〆に別府冷麺のお店へ向かいました。
冷麺
温麺
冷麺と温麺を頼みましたが、私は温麺の方が好みでした。
スープは和風で、鳥で腹パンでしたが飲み切れるお味でした。
店によって特色があるらしいので、また別府に行くことがあったら食べ比べしてみたいです。
まとめ
有名観光地は概して大味で、温泉宿も古いだけで特に感激する予定はなかったのですが、いい意味で大きく裏切られました。 声を大にして言います。
別府最高!!
ロードバイク的には、走りやすいの一言に尽きます。
唯一辛かったのが、鉄輪温泉で宿に向かう坂道くらいですから。
ただ、思ったよりロードバイクで走っている人も見なければ、バイクスタンドを置いている店も見かけなかったので、しまなみ海道なみにロードバイクが大分に定着するのはもうちょっと時間がかかるのかもですね。
次回、二日目は別府での温泉めぐりの様子をお伝えします!
この記事を書いた人
やまこ
ロードバイクは2017年11月にしまなみ海道を渡るために購入。
弱虫ペダルで好きなキャラは青八木君。
乗っているロードバイクはcanondale CAAD12。
ロードで走るなら、山より平坦が好き。