こんにちは!お酒大好き大森さちです(^^)/
先日、池袋のサンシャインシティで開催された「日本酒フェア 2019」に行ってきました♪
日本全国の日本酒が試飲・購入できる、酒好きにはたまらないイベントでした( *´艸`)
ところでみなさんは、日本酒の種類について、違いはわかりますか?
知識があると、より日本酒を楽しむことができますよ!
ということで、今回は日本酒の豆知識をご紹介します(*‘∀‘)ノ
純米がついている日本酒とついていない日本酒の違い
ズバリ、「醸造アルコール」を使っているか使っていないかです。
純米とついているものは「醸造アルコール」を使っていません。
そもそも醸造アルコールとは…
醸造アルコールは、主にサトウキビを原料として発酵させた純度の高いアルコールのことを指します。サトウキビ由来の香りや味はほとんどなく、クリアな味わいをしています。 甲類焼酎は、アルコール度数が36度未満に調整された醸造アルコールで、缶チューハイなどのアルコールも同じです。
醸造アルコールを使用する目的は主に「香りと味わい」のため。
醸造アルコールを使用したお酒は、辛口でスッキリした味わいになり、より香を感じやすくなります。
なお、一部では醸造アルコールは二日酔いの原因や体に悪いものと思われているようですが、それらはまったくの誤解です。
吟醸と大吟醸の違い
「吟醸」と「大吟醸」をの違いを説明するためには「精米歩合」を理解する必要があります。「精米歩合」とは、”玄米を削って、残った部分の割合”を指します。日本酒のラベルを見ると「精米歩合 40%」などという表記が書いてあります。これは、玄米の60%を削って、残った40%を原料として使っているということです。また、日本酒造りにおいては、米を削ることを”米を磨く”と表現することがあります。
吟醸はこの精米歩合が60%以下、大吟醸は50%以下のものを指します。
精米歩合が低いほど、雑味がとれスッキリクリアな味わいの日本酒になります。
先程の純米とも合わせると、
- 吟醸酒:精米歩合60%以下、醸造アルコール有
- 純米吟醸酒:精米歩合60%以下、醸造アルコール無
- 大吟醸酒:精米歩合50%以下、醸造アルコール有
- 純米大吟醸酒:精米歩合50%以下、醸造アルコール無
なお、他にも
- 本醸造酒:精米歩合70%以下、醸造アルコール有
- 純米酒:精米歩合の規定なし、醸造アルコール無
などもあります♪
甘口辛口の違い
次は日本酒でよく聞く「甘口」と「辛口」の違いです。
甘口と辛口は、「日本酒度」という糖の多さと、「酸度」という酸味の多さで分けられています。
日本酒度は日本酒の比重を表しています。比重を見ることにより、日本酒の甘さを決めるブドウ糖濃度がわかります。
ブドウ糖が少ない→辛口
ブドウ糖が多い→甘口
となり、辛口はプラス、甘口はマイナスで表記されています。
酸度は乳酸・コハク酸・クエン酸・リンゴ酸等の酸の量を指します。
酸度が高ければ辛く感じ、低ければ甘く感じます。
日本酒度と酸度の組み合わせで、甘口辛口の中でも芳醇な味わいや淡麗な味わいを感じることができます。
良い日本酒ライフを!
ざっくりではありますが、日本酒の豆知識をご紹介しました!
私は塩辛いおつまみを食べながら淡麗辛口の日本酒を飲むのが大好きです♪
今後の皆さんの日本酒ライフの参考になればと思います★
この記事を書いた人
大森 さち(おおもり さち)
福島県出身。東京都在住。
WebデザイナーやICT支援員、保険営業など様々な職を経験し、現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動中。
パンケーキソムリエールとしてパンケーキの食べ歩きのサイト「パンケーキホリック!」を運営している。
https://pancakeholic.com/