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「ICT」の意味とは?「IT」との違いって?詳しく解説します♪

こんにちは!大森さちです!
前回は「IoT」についてご説明しましたが、今回は「ICT」についてご説明したいと思います♪

ICTとは?

CMでもたまに聞く「ICT」という単語、どういう意味か皆さんご存知ですか?

ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略であり、IT(Information Technology)とほぼ同義の意味を持つが、コンピューター関連の技術をIT、コンピューター技術の活用に着目する場合をICTと、区別して用いる場合もある。国際的にICTが定着していることなどから、日本でも近年ICTがITに代わる言葉として広まりつつある。

ICT(アイ シー ティー)とは – コトバンク https://kotobank.jp/word/ICT-13781

「IT」とほぼ同意義の言葉ではありますが、技術そのものは「IT」、活用に着目することを「ICT」と呼んでいることが多いとのこと。
日本では「IT」のほうが聞き馴染みがありますが、海外では「ICT」のほうが一般的だそうです。

これに加えて「ICT」は「IT」とあまり縁がない業界や職種にそれらの技術を取り入れる時によく用いられます。
元々ITを取り入れてるWEB業界では「ICT」という単語はまったく聞きません。
後述する「建設業界」や「教育業界」など、ITと無縁だった業界が活用すると「ICT」と言われることが多いです。

ICTの活用例って?

次に、具体的な活用例をご紹介します!

建築:

同氏がまず紹介したのは、デジタルサイネージの活用。建設現場でサイネージというのは意外だが、従来、ホワイトボードに記載していた作業予定表を、デジタルサイネージに置き換える動きがあるのだという。 朝礼看板として利用したり、気象データと連動した熱中症の注意喚起などにも利用されているという。

建築業界で進むICT活用 – 大手3社が事例を紹介 (1) 建築業界での最新活用例 | マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20180628-656543/

デジタルサイネージというのは商業施設などで使われる大型のディスプレイのことです。
ホワイトボードよりデジタルのほうが効率的ですし、熱中症の注意喚起などはリアルタイムに気象情報を得ることが大事なので、まさにICTの上手な活用例と言えます。

農業:

ICTを活用した農業用水管理、その特徴の1つが「遠隔監視」。
各水路における水位や流量データを、センサーや雨量計などから、ネットワークを通して中央管理所に集約。そのデータを一括監視することで、現地に駆けつける必要がなく、少人数での水量管理が可能です。

2つめの特徴は「水量の遠隔制御、自律制御」。 圧力・流量情報をもとに分水工のバルブ開閉を遠隔制御・自律制御し、水量を調整。これにより担当者の稼働が減っただけでなく、水量コントロールを自動化することで、知識や経験に頼らない水監視制御が可能になります。

ICTを活用して「農業用水管理の最適化」の実現に貢献|NTT西日本
https://www.ntt-west.co.jp/ict/casestudy/ict_nougyouyousuikanri.html

人材不足と言われている農業。その対策としてICTの活用がされています。
大雨の際に遠隔に状況がわかるのは、安全性の面でもとても良いですね。

学校教育:

水と森のまち、高知県土佐町。
NTT西日本は、この豊かな自然に囲まれた町が取り組む“地方創生”を、ICT ソリューションで支援しています。※1
その重点事業の一つが、「地域の未来を担う人材育成」、つまり「教育・学び」の充実です。

共有学習スペース「町の学舎(まなびや)あこ」では、NTT西日本が提供する「遠隔教育向けテレビ会議システム」が常設され、日本各地 あるいは世界とつないで、さまざまな遠隔授業や地域間交流が行われています。

また、この「遠隔教育向けテレビ会議システム」は、町の学校にも導入されています。

教育・学びの未来を切り開く ICT遠隔授業ソリューション|NTT西日本
https://www.ntt-west.co.jp/ict/casestudy/enkaku.html

地方での遠隔教育のICT活用例です。
過疎化が進み、教師の確保が難しい地方では、今後こういったICT活用が増えてくるのではないでしょうか。

また、授業そのもののICT活用としては、タブレットやソフト等を活用した授業例などもあります。

(1)板橋区立上板橋第四小学校|学校とICT|Sky株式会社 ICTを活用した学習活動をサポート

https://www.sky-school-ict.net/class/tablet/tablet68.html

こちらは道徳の授業で、タブレットとソフトを活用した例です。
フローチャートを用いて、プログラミング的思考力を育成するのがねらいです。

(2)小2算数「かけ算」にプログラミング導入~Scratchで文章問題づくり~ | ICT教育ニュース

https://ict-enews.net/2019/05/jirei/

こちらではなんと、小学校2年生の算数の授業でプログラミングを導入したとか!
単位量×いくつ分という立式を正しくできるようにするために、プログラミングを導入し、視覚的にわかりやすく教材を作成する授業だそう。
今後のプログラミング授業が必須になる流れに沿った、最先端のICT活用授業ですね。

次回は「ICT支援員」についてご説明します♪

「なんか学校教育だけやたら詳しいな…」と思ったあなた、鋭いです!
実は私、学校のICT活用をサポートする「ICT支援員」というお仕事を2年ほどしておりました!

というわけで次回はその「ICT支援員」について、詳しくお話したいと思います!
お楽しみに!

この記事を書いた人

大森さち

大森 さち(おおもり さち)

福島県出身。東京都在住。
WebデザイナーやICT支援員、保険営業など様々な職を経験し、現在はフリーランスのWebデザイナーとして活動中。
パンケーキソムリエールとしてパンケーキの食べ歩きのサイト「パンケーキホリック!」を運営している。
https://pancakeholic.com/


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